長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2009年12月27日日曜日

生涯現役



すべらない話、面白いですね。
普段の人間観察もさることながら、ともすれば普通の話で終わってしまうことも、ネタにしてしっかり落としてくれる力は、すばらしいものがあります。主宰の松本人志が参加するところもすごいと思います。もうベテランクラスになってくると、自分は一歩下がってなんてことも考えなければなりませんが、その役目も果たしつつ自らも戦場に身を投じることで、お笑いにさらに磨きをかける。
新庄のように続ける力を持ち合わせていながらも、それが-10%のパフォーマンス低下だとしてもプロフェッショナルの信念をもって勇退する。それも美しいですが、たとえボロボロになっても生涯現役を貫く姿勢というのも、かっこいいと最近思うようになりました。

生涯現役…。人生という長い道のりには引退など無いわけですから、ごく当たり前のことかもしれませんが。
キング・カズのように、私はなりたい…笑 

2009年12月26日土曜日

たった20年の仕事ですよ

昨日、NHKのエジプト特集をやっていたのですが、その中で新たな事実が判明しました。
私は一つピラミッドを建造するのに50年かそれ以上かかっていたと思っていましたし、ブログでもそういいましたが、20年で300万個の石を積み上げたと言われているんだそうです。それは2分で1個積み上げた計算になるらしいです。紀元前当時の人間の平均寿命からすると、かなりの年数とは思いますが、あと数年で二回目の成人を迎える私がみると20年の年月はあまりにも短いわけです。

ふと思うのですが、ピラミッドの測量にしても、農耕にしても大昔の人間はその知識を一体誰から得たというのでしょうか。例えばフグ。フグの卵巣や肝には毒がありますが、塩漬けにしてからぬか漬けにすると毒素が抜けて食べられるそうです。ちょっとフグだけに特化してみてみますが、まず考えられることは、

①フグをいろんな方法で食べようと挑戦し、死んでしまった人たちの犠牲の上で、現在の調理法にたどり着いた。

②ある天才が研究の結果、何かにヒントを得て、閃いた。

③何者かが未来の世界から現れて、人々に技術を伝えた。

④2001年宇宙の旅に出てくる、モノリスのように知恵を与えてくれる神秘的なものがあった。

私の希望は②です。現在の私たちは過去に研究されたものから学んだり、伝え聞いたものを知識にしているに過ぎないし、疑問に思うことも情報がすぐに教えてくれるのです。それを大昔の賢人は、空に鳥が飛んでいたり、物が地面に落下したり、太陽が昇ったり沈んだりすることに疑問をもち、大まじめで考え研究し、時には弾圧されて命さえ奪われたわけです。周りの凡人はきっと変人扱いして知らないふりをしたり、妖精や天使のいたずらだとごまかしていたのかもしれません。その中で真実を追求し抜いて結論に至ったと、信じたいものです。

…ついこの間まで、お茶で薬を飲んではいけないという、半ば都市伝説的なことを信じて疑わなかった、現代人、ピリオ36歳でした。

2009年12月25日金曜日

ハイカラな日

メリークリスマス!!
と、いきなり言われたら、リアクションに困るのは私だけでしょうか。そのまま返せばいいのでしょうが、どうもクリスマスを祝うというのは、私の子供時代のイメージからするとちょっとシャレてるというか、恥ずかしいんですよね。まあ、一応私もメリークリスマス!! ですけどね。
クリスマスの出来事で覚えているのは、父に買ってもらったLSIのUボートゲームのことぐらいです。本当は友達も持っていたガンダムのゲームが欲しかったのですが、無かったので諦めました。
でもガンダムは一人用なのに対し、Uボートは画面の裏に画面があるタイプの対戦型でして、また違った楽しみ方ができました。今思うと反射神経と根気だけの恐ろしく面白くないゲームですが、その頃はそれが限界でした。
…今日はこれでおしまいです。

2009年12月20日日曜日

ズルイ女?

今日はM-1とマグロ伝説を録ろうと思います。
またオードリー的に人気がでるコンビは現れるんでしょうかね。以前言ったかどうか思い出すのも面倒になってきましたが、私的には、NON STYLEとオードリー・ナイツの関係は、平家みちよとモー娘の関係性に似てると思うんですよ。

平家みちよって誰?って話ですが、番組の女性ヴォーカリスト・オーディションで受かったのが平家みちよで、落選したメンバーでつんく♂が再構成したのがモー娘。でもその後のメディアでの活躍に雲泥の差がでてしまい、後者の方が売れてしまったのです。
一番の被害者は平家さんですが、結局誰が勝ったのかといえば、モー娘ではなく、いわゆる「おにゃん子」を彷彿とさせ、時代の隙間にうまく入り込んだつんく♂の勝利ということですね。季節限定とかに弱い、日本人の心理もついています。ちなみにつんく♂は私と同じ誕生日です。ホリエモンも同じ誕生日なので、もしかしたら金を生み出す能力が私にもあるかもしれませんね。

…かなり横道にそれましたが、つまりチャンピオンのNON STYLEよりも、オードリーとかの方が売れるというまさに群雄割拠の時代だということです。下克上あり、本能寺で敵を討っても、三日と天下は続かなかったりするわけです。そういう意味では討ち死にしつつも不死鳥のごとき甦った有吉は、奇跡の人ですね。

おごれるものは久しからずや… とは言いますが、平家さんはその蜜の味すら知らなかったんですね…

2009年12月15日火曜日

マグロ!!

私がマグロに興味があることは以前ブログで話したかと思いますが、つい先日、クロマグロの漁獲量の保護措置が国際的に講じられましたね。もともと獲りすぎだったし、世界的に不況なのでしょうがないですけど、マグロの食文化のないところの需要が増えているのには、いささか納得が行きません。だって漁獲量が増えたのはそのせいも多少はあると思うから。
例えば、韓国では犬を食べますよね? もし日本や他の諸外国が犬の美味しさに目覚めて、犬の市場を狂わせてしまって、韓国の人々が犬を口にできなくなったら、どうでしょう。イタリアで小麦が手に入りにくくなり、パスタやピザが食べられなくなったら…
何が言いたいかというと美味しいからといって、人の国の食文化に影響を与えるのはやりすぎだと思うんです。そんなことはむしろ日本の得意技でしょうけど、日本も体質を変えなければならないし、飽食の諸外国ももっと自国の食文化を愛してほしいと思います。そうすることで食文化が脅かされる意味に気づくと思うのです。痛みを知る人は、人を傷つけたりはしないはずです。
マグロが食べれなくなるわけではないですが、寿司屋にマグロが並ばないことを考えるとゾッとします。あのザ・サカナと言わんばかりのフォルム。大きさ。トロの美味しさ。一本釣り漁も、大船団の漁も、マグロのどれもが好きです。渡哲也がマグロのサインを書いてくれたら、それもほしいです。

2009年12月13日日曜日

アブ犬


12月14日のブログで話したケネルクラブですが、今度はポメラニアンのワンちゃんたちの話です。
おばあちゃんがよく名前を呼んでいたのが、シェリー、花子、ベンちゃんでした。特にベンちゃんは、おじいちゃん自慢の犬で、血統書付きのことを近所の人に随分自慢していました。
このベンちゃんとよく遊んであげたのですが、子供の私には血統書があろうとなかろうとあまり興味はなく、なんといってもその鳴き方がかわいくて、気に入っていました。
「アブ!! アブアブ!! アブ!!」 ワンじゃなくてアブと鳴くのです。危険を常に感じているのかどうかはわかりませんが、私ならアブと名付けたいほど、見事なアブぶりでした。
その後のベンちゃんの人生?はわかりませんが、現代だったらナニコレ珍百景に出しても遜色ないと思いますよ。リポーターはもちろん、虻ちゃんで。
余談ですが、はす向かいのお宅は地下一階地上二階建ての立派なお宅なのですが、そのあたりは当時草っ原で、おばあちゃんがワンちゃんたちのウンチを始末していた場所でした。新築の際は大量の犬のウンチにより、さぞすばらしい土壌が掘り起こされたに違いありません。そして、もしそのお宅がこの事実を知ったらきっと不快な思いをすることでしょう。
「このあたりは昔、犬のウンチだらけだったらしいよ…」…by、豆しば

2009年12月12日土曜日

私の祖母像

皆さん、ジャパンケネルクラブというものをご存じですか? 犬の血統書の発行や飼育指導などを行う社団法人です。昔、実家の向かいにケネルクラブの看板の下、ポメラニアン犬を育てる仕事をしていたおばあちゃんがいたのですが、小さかった私はあまりよくわかりませんでただ「ケネルのおばあちゃん」と呼んでいました。小さい頃はよくかわいがってもらったものです。

今日はそんなケネルのおばあちゃんとの思い出話です。割とものぐさだった私は、夏休みの宿題だったあさがおの観察日記も三日坊主で、水やりもロクにやりませんでした。でも不思議とすくすく育ったので、雨水だけで咲くつよい花だと勝手に思っていました。
それが、あとから母に聞いてわかったんですが、毎朝おばあちゃんが、あさがおに水やりをしてくれてたのでした。それを何も言わず、孫でもない私のためにやってくれていたのには、感激しました。考えてみたら私にとって、両親の母、つまり祖母というのは記憶の中には存在しません。父方のほうは二歳に会ったきりで電話で話したくらいですし、母方のほうは母が子供の時に他界しています。だからケネルのおばあちゃんが私の描く祖母像なのです。時々家に上げてくれてお菓子をくれたり、バレンタインの日にはチョコもくれました。思えば身内以外の女性からはじめてもらったチョコかもしれません。それを私はお返しもせずに…。アホな子供でした。この場をつかって改めてお礼を言いたいです。
おばあちゃん、ありがとう…。

2009年12月7日月曜日

幼児ピリオ

私のところは済みましたが、皆さんは予防接種しましたか? チャンスが回って来たら積極的にやってほしいと思います。

さて、注射といえば私は4歳くらいの時この病院で、身体の検査のために採血をしたんですが、小さい頃は筋ジスの症状もほとんどないし病気もしないし、ほぼ健康体でした。なので注射なんて生まれてはじめてだったかもしれません。しかし負けず嫌いの私は、子供ながらにやせ我慢をして、
「きっと笑いながらやったら痛くないかもしれない」といって針を刺してる間中、

あははははは、うふふふふっ、うふふ…

不敵な笑みを出し続けていました。頭がおかしいか、ちょっと弱いと思われたかも… でも不思議と痛くなかったのを覚えています。自己啓発ってやつですかね?
最近、定期検査で採血をすると血の巡りが悪いせいかなかなか採れないので、昔を思い出してやってみようかな… あはははは、って…
きっと次の日には違うお薬が処方されてるでしょうね…。