長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2010年9月30日木曜日

久々の…

妄想シリーズその3
※以下の内容は私の妄想でありフィクションです。話における団体、個人名などは実在しますが本人とは一切無関係ですのでご了承ください。

私は自宅へ帰省するため、従兄の運転する車で移動していました。いつもの道をいつものように。しかし、トンネルに差し掛かったところでその事故は発生しました。
それは、ほんの一瞬の出来事でした。トンネル内部で突如天井が崩落し、連鎖するかのように玉突き事故が次々起こる大惨事となったのです。私の乗る車は従兄の咄嗟のハンドルさばきでかろうじて大事故を免れ、私は軽くおでこから血が出る程度で済みました。しかし後続の車のほとんどが事故に巻き込まれ、車内で血だらけになっている人や、泣きじゃくる家族連れ、炎上してる車もありました。そして最悪なことに最後尾にはタンクローリーが横転し、火の手があがっているではありませんか。まさに内部の人々は袋の鼠。その上いつ爆発するやも知れぬ一触即発の緊縛した事態。古いトンネルなので避難もロクに出来そうもなく、空気も薄くなってきました。事故から辛くも抜き出た人たちは、とにかく集まって顔を見合わせるしか出来ませんでした。誰かが救助を要請しましたが、我々にとってその時間は無限にも永遠にも感じられました。これを地獄絵図と言わずして何と言えましょうか。そこで私は、とにかく何かをしなければと窓を開けてもらい、持てる限りの最大の声で、人々にこう叫びました。

「大丈夫です、必ず助かるからあきらめないでください!!」

心なしか場の空気が変わったかに感じましたが、今まで出したことのない大声を出したのと、トンネル内部の酸素が足りないためか人工呼吸器がうまく作用せず、意識がもうろうとしてきました…。
ハッと我に返ったとき、私は病院のベッドの中でした。居合わせた院長先生に「大丈夫か。もうダメだと思ってたんだぞ」と言われ、その時はじめて助かったことを実感しました。
あの大事故から2週間が過ぎ、私は何とか食事が摂れるまでに回復しました。ある日の午後、師長さんが部屋に訪れ「朝日新聞の人から取材の依頼が来てます。先生は10分だけならOKって言ってますよ。」と言うので訳も分からず取材を受けることにしました。すると記者は開口一番、「この度警察から表彰されるにあたって、あなたの率直な感想をお聞かせください」そう言いました。警察?表彰??付き添ってくれた師長さんが混乱する私を察して、「ピリオさんは事故の後、気を失って覚えてないだろうけど、救助を待つ人たちに勇気を与えてくれたってことで警察から表彰されるんだって。事前に言うべきだったね」記者が続けます。「何故最悪の状態で大丈夫だと確信を持てたんですか」まだ事態を呑み込めた訳ではありませんでしたが、質問にだけ答えることにし、「大丈夫と言ったのはハッタリです。ただ一番の弱者である私が強がったら、誰も弱音を吐けなくなると思って。みんな死ぬ寸前みたいな空気だったんです。」と言いました。
事故は崩落と玉突き衝突で5名の尊い命が犠牲となりましたが、人々の冷静な振る舞いが功を奏し、その後の救助は迅速に行えたんだそうです。災害時に於いて一番最悪なのは人々がパニックになってしまうことで、二次三次の事故にもつながるんだとか。それをたった一言とは言え、声をかけられたのはとても励みになったと、後から災害に遭った人からの手紙で知りました。こんな自分にも出来ることってあるんだなと、うれしさを噛みしめる私でした。おわり

…長々とくだらないものに付き合わせて、すいませんでした笑。

2010年9月29日水曜日

ゴスペル

今日は函館の方からゴスペル隊が来てくれ、ライブが行われました。
企画は2年前に持ち上がったのですが、新型インフルエンザなどの影響により開演を見合わせ、今日に至ったとのことです。私は最近生活リズムが不規則がちのため、今回は中継カメラを通してベッドの上で参加?しました。生の声は聞けませんでしたが馴染みの曲もいくつかあり、王道からマイケル・ジャクソンまで十分に楽しませてもらいました。最後の5分ぐらいになって音声が途絶えてしまいましたが、そんなトラブルは企画ものでは良くある出来事です。
コンサートはソロのギタリストの方との共演だったのですが、誰かが「あのおじさん見たことあるぞ」というので聞けば、以前病棟の清掃に来ていた人でした。作業着の印象しかないので私には全くわかりませんでした。病棟の友達にロックのビデオを貸してくれたり、感じの良いおじさんだなと思っていましたが、弾く方にも堪能だなんてわかりませんでしたよね。モップからギターに持ち替えて…なんてカッコイイですよね。私はせいぜい孫の手をマウスに持ち替える程度ですから…笑

2010年9月28日火曜日

ひっくり返るてっぱん

昨日からはじまったNHK連続ドラマ小説「てっぱん」ですが、開始二回目で急転直下の大展開となりました。
ヒロインの村上あかりが、実は両親と血のつながった親子じゃないという衝撃の事実を知ったのです。下町の明るい食卓がイッキに影を落とすことに。…演出家もいきなりぶっ込んでくれましたね~。私もその思惑に、まんまとはめられた一人と言えましょう。他にも、あかりが言う「ベッチャー」とは何なのかとか、その辺も今後の見所じゃないですかね。また展開があったら逐一報告しますね。

2010年9月27日月曜日

てっぱん

やっぱりNHKの連続ドラマ小説「てっぱん」を観ることにします。
今回は広島は尾道を舞台に、少女がお好み焼き屋になるまでを描いた王道中の王道だと思います。オープニング曲に葉加瀬太郎を起用し、連ドラの基本「ヒロインは元気で無鉄砲」をしっかり踏襲するあたり、NHKの意欲と数字をどん欲にとろうとする姿勢がヒシヒシと感じられます。ちょっとお母さん役の安田成美が若すぎるかなとは思いますが、きっと安田成美ならではの色に仕上がっていくんでしょうね。お父さんは遠藤憲一です。暴力団の幹部とかの役が多いコワモテ系の俳優ですけど、私は結構味があって好きです。でもいかんせんコワイ。怖くなかったら佐藤浩市とかの路線でやっていけたのにと思いますよね。
ともあれ、また毎日欠かさず観ていきたいと思います。

2010年9月26日日曜日

女心と…

またもや外へ出掛けてしまいました。
父の納骨が12日に終わったので、その報告方々母と従姉夫婦が来てくれたんです。
行き先は、いつもの地元は食の台所です。ひやかし大好きの私は、ホントに何度行っても全然飽きませんね。茄子が三本で298円、秋さんまが98円で売ってました。茄子の値段はNHKニュースでやってた東京周辺のスーパーと同じでした。おばさんが茄子を漬けてくれたんですけど、298円なのかと思うと余計にありがたく感じましたね。はじめて気付いたのは、西京みそに魚を漬けつけ込んだ「西京漬け」がおいてあったんですけど、西京みそって黄色いんですね。病院の給食で出てくるときは焼いた状態なのでわかりませんでした。もしかしたら当たり前のことなんでしょうけど、恥ずかしい話、長い病院生活だと普通にあることなんですよね。普通基準に近づくためにも、やはり地域に出掛けることって大切ですよね。
また来月遊びに来てくれる予定です。ただただ感謝、感謝ですね。

2010年9月25日土曜日

ゲゲゲの終わり

ゲゲゲの女房が最終話を終えました。
BS2でも放送されていたこともあって、全157話を一度も見逃すことなく観ることが出来ました。NHKの連続ドラマ小説を全て観たのは、生まれて初めてだと思います。どこか年寄りが観るものだとバカにしてたんですけど、昔から慣れ親しんだ鬼太郎でしたので少し抵抗感を無くしてくれたんだと思います。
奥さんの武良布枝さんが、松下奈緒演じる村井布美江の原型?なんですけど、あまりにも水木しげるその人が奇抜というかオーラが強すぎるので、主役を完全に喰ってしまってるんですよね。でも、水木しげるは金スマで奥さんの良いところを「ぼんやりしているところ」と言いました。決して表舞台には出てこないけれど、いるかいないかぐらいのちょうどいいぼんやり加減で、しげるを影ながらそっと支えてくれていたんでしょう。まさに古き良き時代の大和撫子ですね。
ゲゲゲの後のやつ、観るかどうか迷ってます。でも今度は少し気合いを抜いてみようと思います。ぼんやりしてるくらいがいいんだと水木しげるも言ってましたし。

2010年9月24日金曜日

当たり前すぎて

イチローが10年連続200安打を達成しましたね。
18日には日米通算3500安打も樹立し、もう、すごい以外の言葉が何も見つかりません。何だかある時期からあまりにも当たり前のように記録を出すものだから、200安打と聞いても全然驚かなくなってしまいました。今朝も友達から「イチロー、10年連続200安打達成だよ」と言われた時にも、まるで昨日の晩ご飯のおかずを言われたかのように、ふーん、なんてリアクションをしてしまいました。イチローだったら必ず成し遂げると、どこか彼を神格化させてる部分もあるんですけどね。
メジャーに行ったばかりの時は「そんなヤワな身体で本当にヒットが打てるのか」なんてメディアに皮肉られたそうです。当たり前なんて軽々しく言ってたら本人に怒られそうですね。それが今となっては例えば不振が続いたときは「あのイチローに何故ヒットが出ない」という様な反応に変わった。記録とかうんぬんじゃなくて、真の意味でアメリカン・ドリームを手に入れた瞬間ですよね。
全く彼とはつながりはありませんが、昭和48年生まれの同級生。これが唯一の接点です。それと誕生日一週間違い。たったこれだけですけど、心の片隅にあることで十分励みにはなりますよね。
ちょっとリアクション薄の私でしたが、記録の樹立を自分のことのようにうれしく思います。イチロー、おめでとう。

2010年9月23日木曜日

裁かれるよりも…

ドラマ・ジョーカー~許されざる捜査官~が最終回を終えました。
法から逃れた犯罪者へ制裁を加えるという、少しダーティなお話です。有力な情報を得ているにも関わらず、決定的な証拠が無いために法から逃れる形で罪を免れた者に対し、主人公伊達は最後通告として自首して罪を償う気があるかどうかを問いただします。助け船すら蹴って罪を認めない者には、死よりも重い制裁が待っています。人の目が届かぬ場所に幽閉され、生涯をかけて罪をつぐなわせるのです。
被害者家族にとっては正義のヒーローでも、彼らがやっていることは犯罪には間違いありません。伊達は子供の頃、両親が殺され犯人を刺している経緯があるのですが、ある刑事が事実を隠蔽し無罪放免になった、法から逃れた犯罪者の一人です。刺した人間は死んでいないので正確には他とは異なりますが、彼は一生の重荷として生きていくことになります。自分自身を罰し裁きながら、新たな罪人を罰していく。十字架を背負い続けることだけが、彼が許しを乞える唯一の方法なのかもしれません。裁きを受けることよりもある意味過酷な運命ですよね。
必殺仕事人のように爽快感がありますが、同時に正義とは、人とは、正しいこととは何なのかを見つめさせてくれる、重くて深いドラマ作品でした。

2010年9月22日水曜日

かわいそうなおじさん

今日は、落雷を想定して自家発電装置の院内点検作業が行われました。
そのため一般電源は使えず、午後は何もせずにベッドの上でじっとして過ごしました。奥にしまい込んだウォークマンを引きずり出し充電までしていたというのに、病棟中がバタバタしていて音楽を聴いている気分にはちょっとなれませんでしたね。まあこの日頃の点検のおかげで、非常時でも安定した電源が供給され、特に24時間呼吸器の人は安心して呼吸が出来るわけですから、文句も言っていられないですけどね。皆さんに感謝です。
夜中に停電や災害になったら、我々の安眠が妨害されるだけでなく看護師さんも右往左往して大変ですが、対応に追われる守衛のおじさんもとんでもない事態になります。現状把握のために一刻も早く現場へ急行し、非常放送設備があるであろう二階へ瞬時に駆け上がり、マイクに向かって所定の文章を読み上げる…マニュアル通りでしょうけど、定年を迎えた肉体にはあまりにも無理がありそうですね。
「はぁはぁはぁ…ただいまの…はぁはぁ…瞬間停電により…ぜぃぜぃぜぃ……自家発電……」息は上がったままだわ、辿々しい口ぶりだわで、おじさん、死ぬんじゃないかとこっちが心配になりましたよね。ある意味災害の危機感だけはリアルに感じましたけどね。
でも、結果は誤報か何かだったように覚えてます。かわいそうなおじさん…

2010年9月21日火曜日

何気なくテレビを見ていたら、徹子の部屋で俳優の桐谷健太がゲストでした。
出演作品としてはルーキーズが特に有名ですけど、龍馬伝とかにも出ている、若いのに本格的な俳優だと私は見ております。学生時代、自分で写真集を作ってしまうくらいのナルシストとは聞いていましたが、友達数人と自転車で野宿の旅に出たり、わざと何十時間もかけて各駅停車の旅に出たりと、やはり凡人とは違う行動が多いみたいですね。様々な役をこなす俳優ですから、感受性も磨いていないとならないしそういう意味では旅することって、すごく良いことですよね。
イイなあ、旅。私は両親とも方向音痴なせいか、旅行なんて指で数えられる程度しか経験がありません。今となってはそうそう出来るものではなくなってしまいましたが、その分、あんなに毛嫌いしてた湯けむり旅系の番組も嫌いじゃなくなりましたね。マグロとか出てたら率先してみるぐらいです。
これが歳をとるってことなのかもしれませんね…

2010年9月20日月曜日

ブツブツブツ…

現在、ウイルスバスター2011へバージョンアップすると、抽選でギフトカードがあたるキャンペーンをやっています。で、ツイッターでつぶやくと、Wチャンスでこれまたカードがあたるらしいので、賞品欲しさに早速登録してしまいました。
ツイッターとは、私もつい先日知ったばかりでよくわかってませんが140字に定められた「つぶやき」でコミュニケーションをとるツール、といったところでしょうかね。つぶやくことをツイートというらしいですね。私は賞品目当てではじめてますから、これ以上進展するかどうかわかりません。最初で最後になるかもしれないツイートは、ウイルスバスターのお題「これって夢?と思う瞬間」に対してのもので、私は「ガリガリ君が当たった!!」と書きました。かなり地味でささやかですけど、他の人の様に「上戸彩が笑顔で挨拶してくれた」なんて瞬間、無いですよ。こちとら綾戸智恵にさえ会えないってのに…。
私が出会った芸能人の最高位は、元プロ野球選手、えもやんこと江本孟紀です。
…いや、杉田二郎かな?「♪戦争を知らずに~僕らは生まれた~」の人です。フォークシンガーですよ!……誰も知らないですかね?

2010年9月19日日曜日

烏賊

最近、コレステロールの多いモノばかり食べているような気がしてきました。
イカの塩辛とか鮭とばとか、マヨネーズも好んでかけてますしね。特にイカは他の魚介類に比べてコレステロールが何倍も含まれているらしいのです。しかし、イカには血中のコレステロールを抑える作用のある、タウリンも多く含まれていて、このタウリンは中性脂肪を減らし、血圧を正常に保ち、さらには糖尿病を予防する効果もあるんだとか。イカ好きの私ですが、そんなに良いことずくめとは思いませんでしたね。
量を食べてたら話になりませんけど、お肉ばっかり食べるよりはずっと健康的ですね。…これで堂々といかくんを食べられます。

2010年9月18日土曜日

玉砕

売店でアンケート用紙が配られていたので、早速もらってきました。
いつもはネット購入時のアンケートは無視している私ですが、売店は日頃の暮らしに直結しますからね。
意見らしい意見ってものも無いんですけど、某メーカーのウインナーが自主回収になって以来、すっかり影も形も消えてしまったので、復活を求めました。あと当たって砕けろで生寿司を希望してみました。95%くらいの確率で砕けること間違いなしですね。せめて鉄火巻きぐらいでもいいのですが…それもダメでしょうね。売店って、洗濯室とかボイラーなどのサービス棟全体から来る熱にあおられ、おまけに風通しも悪くて完全に夏場はサウナ状態なので、その中での生ものは命綱なしでロープを渡るようなものですよね。
…わかってて書くなんて、私もタチの悪い客ですよね(笑)…。

2010年9月17日金曜日

傾聴する

最近、自分と違う考え方を持った人の意見も、大切だなと思うようになりました。
なるべく相手の求めに応じたい。そのスタンスは今までと同じですが、自分を客観視し見定める意味でも、自分にはない多くの意見を聞いた方が身の肥やしになると思うんですよね。色んな意見に耳を傾けていたら疲れますし、かえって本質を見失うと思われがちですが、他人の意見はあくまでも判断材料にしか過ぎないので、多くの情報をもち、悩みに悩み抜いた方が考えにも深みが増すというものです。
遠くの他人の方がイイ意見をもってることもありますしね。
でも私の優柔不断たる所以かもしれません。

2010年9月16日木曜日

最終決定か

やっとイイ物に巡り会いました。…またかよって感じですかね?
デジカメを探すも帯に短したすきに長し、どれも決定打に欠ける物ばかりでしたが、今度は大丈夫そうです。
たまたま別の調べ物をしていた時に、Ipodタッチの新モデルが出ることが分かり、よく見たら今まで付いてなかったカメラが付いているではありませんか。デジカメみたいに写真を撮ることには特化していませんが、Ipodタッチは軽いしほとんどの操作はタッチパネルで行えるので、シャッターを押せないとかあのスイッチが固いなんてことは無いんじゃないかなと思います。噂だと動画はそこそこ綺麗らしいですが、写真は汚いみたいですね。私の場合いっそのこと携帯カメラやトイカメラでもいいやと思ってましたから、そこは良しとします。今、メーカーのウェブストアで注文するとレーザー刻印を二行ぐらい入れてくれるそうです。逆に恥ずかしくて人様に見せられないと思うんですが…。
今度こそ最終決定にしたいです。


写真は旧モデルです。

2010年9月15日水曜日

三歩進んで二歩下がる

先日、デジカメを買う買わないと散々騒いでいましたが、肝心なことに気付きました。
はじめは、ブログの素材用に例えばネットとかで買った物をテーブルに置いて、マクロ(接写)撮影しようと思っていましたが、きっとデジカメを持ったら色んな物を撮りたくなると思うんですよ。
出歩いて自分の手でシャッターを押したい。そう新たに決意?して、また調べを進めていた私でしたが、私は電動車いすに乗っている時は右手でジョイスティックを操作し、空いている左手は、マウス操作したり時には利き手でもないのにメモをとったりして、割とフリーに使えているので、きっとデジカメも左手で撮ることになります。ところが、カメラというのは基本「左手で本体を固定して、右手でシャッター」という作りになっているために、左手一本じゃうまく使えないのです。携帯のカメラなんかは片手撮影用に特化されてるんですけど、デジカメとなるとシャッターは軒並み右側。困ったものです。
でも、打開の道はありそうです。タッチパネルを触ることでシャッターが押せる、タッチシャッターの存在です。綾瀬はるかのLUMIXなんかは液晶モニターに映る被写体に触れることでシャッターが降りるみたいですね。問題は、カメラを手に保持しつつ被写体に触れられるのか。親指くらいしか使えないし可動範囲も少ないので、ちょっと厳しそうですね…。
三歩進んで二歩下がる、そんな心境です。

2010年9月14日火曜日

組織

民主党の代表選を見て感じたんですけど、大きな組織を動かすことって大変だなぁと思いました。
ひとつの目標に向かって一枚岩にならなればいけないところで、党内の派閥やしがらみによって、足下をすくわれる。それが理路整然としていて、国民や日本の将来のためになることなら、激しい抗争もありとは思うのですが、主役そっちのけで、結局自分の立場を守るものでしかない。やはり規模や形が変わっても、そういう問題はあるんだなとつくづく思いますね。
ただ、そうはいってもひとつだけ感心できるのは、議席数確保のための団結力。どんなに党内で画策されようとも、議席がとれなければ立場を守れない。母体が力を失っては元も粉もないですからね。当然いやらしい部分もあるんでしょうけど、唯一揺るぎないものだと思います。
組織というものは色んな意味で深いですね。

2010年9月13日月曜日

伝染します

何かイイ壁紙はありませんかね?
私のPCのデスクトップ画面は、未だに7標準のキングペンギンの壁紙です。
ほのぼの系の壁紙を探してますが、期間限定のものも多くてなかなか見つかりません。
そういえば壁紙を探しているうちに、私が昔大好きだった四コマ漫画がDVD化されたことがわかりました。ブログでも紹介したことのある、吉田戦車という人が描いた「伝染るんです(うつるんです)」です。作者名もタイトルも実にふざけていますが、中身はもっとふざけてます。メインキャラクターがかわうそなんですが、これが主人公らしからぬ卑屈なやつで、ハワイ旅行にいけない腹いせに友達のカッパにいじわるをします。やり方があまりにも姑息でその辺が何ともシュールで笑えるのです。他にも、食べられる運命に翻弄されるシイタケや、世界征服を秘かに企むお嬢様ミッチー、下宿暮らししながら大学受験に燃えるカブトムシの斉藤さん、熱血教師なのに得体の知れない謎の生物・山崎先生とか、珍キャラがたっぷり登場します。
多分ほとんどの方が理解不能だと思いますが、DVDを買おうと思います。

2010年9月12日日曜日

涙ソウソウ

ソウ6という映画をツタヤでレンタルしました。
あの母親に軽蔑されながら見ていた猟奇殺人系の映画の続編です。
それにしても日中に観る映画ではありませんね。私のテレビ画面は、横になっているとき用と座ったとき用でダブルスクリーン仕立てなのですが、自分でも思うくらい評判が悪いので、夜にコソコソ観るタイプの映画なんだなと、身に染みてわかりました。
タイトルも実に面倒ですよね。

「この映画なんてやつ?」
「ソウ。」
「ソウ?」
「そう。」

「こいつがジグソウ事件の犯人なんだね」
「そうそうそうそう!」

「この“そう”さかん(捜査官)がね…」
「ソウ?(笑)」
「そう。いやいや違う違う。だから“そう”じゃなくて…ああ、もう!!」

英語だからしょうがないですけど、もうちょっとタイトルを検討してほしいです。シャレたくないのに「ソウ」が邪魔するんですよね。…後でじっくり観ます。

2010年9月11日土曜日

増える力作

川柳の数がかなり増えました。現在のところ20作はあります。
ごくごく普通の真面目なものから、甲子園シリーズ、風刺ネタまで色々あるので展示ディスプレイの順番を間違えると、締まりのない不快なものになってしまいそうです。そのうちここでも披露したいと思いますが、心の準備が出来るまでしばしお待ちいただければと思います。詠んでるときは自信満々なのに、日を置くとだんだん駄作に思えてしまうんですよね。当日になって全部撤収したくなっちゃうかもしれません。
とりあえず、ひとつだけ載せます。

母の味
ケチをつけつつ
手が伸びる

塩辛いとかなんとか散々文句を言いながらも、ついつい手が出てしまっている。そんな感じです。

2010年9月10日金曜日

うれしかった

私という存在は色あせていないと言われました。
うれしかった。ただただ、うれしかったです。

2010年9月9日木曜日

今日はイイ日でした。

今日は懐かしい顔に会う日でした。出先だったり、病棟だったり。
周りからの評価は低いと言った私でしたが、たとえ10や20に罵られバカにされようとも、たった1,2だとしても理解者がいればそれでいいと思いますね。
これは、あきらめではありません。例えば相手が3しか求めないのに、4も5も出したら相手は気負ってしまうか不快感を覚える訳で、そうした一人一人との距離感を保とうということです。自分が思うほど、他人は他人のことを考えてないものです。これって大人になるってことなんですかね。

2010年9月8日水曜日

人間ウォッチャー

7月22日に病棟職員の付き添いで町へ出掛ける予定でしたが、父の葬儀やらなんやらで意気消沈した私は参加を見合わせることにしました。でも結局、雨天のため外出自体が順延となり、明日はその振替日となっております。
復讐したいわけではありませんが、明日は「リベンジ」です。昨夜からあの連日の暑さがウソのように涼しくなりましたし、天気も良好。イイ外出日和になりそうです。
私の場合、人間ウォッチングも外出の醍醐味のひとつです。昔は、車いすをジロジロ見られたりして嫌なものでしたが、今となってはむしろ反応を楽しんでます。子供連れがいたとしたら、その子供はどんな眼で車いすをみているのかとか、お母さんはどんなことを言うのか。「危ないよ」に込められたものは「車いすの人に何かがあってはいけない」の意なのか、「あんなのにぶつかってこられたらたまったもんじゃない」の意なのか、トーンや話口調から推察するのです。…私の方が確実にジロジロ見てますね。
以前、スーパーで院長先生を見かけたのですが、さぞ美味しいものを食べてるんだろうなと買い物カゴに目をやったら、どん兵衛が入ってて、ちょっぴり微笑ましく思いましたね。先生もカップ麺なんだ~と。
私の買い物カゴ?…キムチ、塩辛、ザーサイに、韓国のり。サラミに鮭とばにイカくん…
おっさんの酒のあてばっかりですね…

2010年9月7日火曜日

即日回答

対応の早いメーカーサポートっていいですよね。
特にメールで即答してくれると非常に助かります。電話のほうが手っ取り早い人もいるんでしょうけど、例えばパソコン関係だったら、知らない用語とかゴチャゴチャ並べられても困りますし、電話をかけれる時間帯も限られてくるので、やっぱりメールの方がいいですね。
先日のPCのことが気になって、サポートにメールしたらまさに即日対応で驚きました。ひな形的なものだとは思いますが、自動配信じゃなくて担当者から送られてきましたから好感が持てますよね。PCを分解したことのない人のために事細かな説明書きもついてますし、対応できる選択肢も山ほどありました。大概はサポート外とかいってお払い箱なのがオチなのに、きっとPCのエキスパートがバックにいるに違いありません。
そのメーカーの名前は、ドスパラです。何とか原因が分かるとイイんですけど…

2010年9月6日月曜日

保険会社か!!!

昨日は悔しい思いをしました。
スカイプを使って電話をかけているのですが、日本全国、いや世界に至るまで、1分2.6円と割安で料金面では十分満足しております(携帯は1分17.5円)。しかし、問題はこちらに電話番号がないことです。相手には「非通知」「通信圏外」「謎の番号」この中からランダムで表示されるので完全に怪しい人ですし、電話をかけられても受けることが出来ないのです。
なにか良い方法がないかと調べたら、オンライン番号なるものが電話番号に成り得ることを知りました。購入のためのスカイプクレジットと呼ばれるスカイプ専用の通貨を用意して、いざクリックという時、致命的なことに気がつきます。詳しく言うと長くなりますが、

「クレジットカードか銀行振り込みにしか対応してません」

という主旨の、それはそれは小さな一文があるではありませんか!、銀行振り込みなんて普通はお茶の子さいさいですが、スカイプは世界規模の通信ネットワークなので、振込先も外国です。銀行によっては取り扱いしてないような特殊な感じで、ちょっと無理そうなので実質アウトなのです。
ここ何日間調べたことが、全て無になってしまいました。まったく、そんなに大事なことを小さく書くなんて、保険会社の約款か!!!と思わずツッコミを入れたくなりましたね。
スカイプのことは、しばらく考えたくもありませんね。

2010年9月5日日曜日

メイプルちゃん

こんな夢を見ました。
病院に年数回の割合で外来受診に来る女の子がいて、その子は多分小3くらいだと思うんですけど、どういう訳か私は気に入られてしまい、来院の度に時間をとって欲しいとせがまれるようになりました。私は女の子がどんな物にもメイプルシロップをかけて食べるので、密かにメイプルちゃんと名付けました。
その日もメイプルちゃんにホームケア室に呼び出されまして、談笑?していたのですが、気に入ってる割にはけっこう毒を吐く子で、「ピリオは相変わらず丸い顔だね」とか「なんでいつもニコニコしてるのさ」とか、これでもかというくらいのダメ出しをくらい、すっかり打ちのめされてしまいました。それでも話をしたいと甘えてくるので、私も嬉しいやら悲しいやらで、「困ったなー」…という夢です。
で、話してる最中にもメイプルちゃんは、紅茶にありったけのメイプルシロップをかけて飲んでいました。ミルクやごはん、味噌汁にもかけると言ってましたね。カナダ人もびっくりのメイプルちゃんでした…

2010年9月4日土曜日

ただの器ではない

週刊少年ジャンプ連載中の「ナルト」は、忍者ものの漫画でワンピースの次ぐらいに人気があります。今日はナルトからの話です。
世界各地にある忍者の里では「尾獣」と呼ばれる強大な力を宿したエネルギー体?を人へ埋め込むことで、そのパワーを里の抑止力として政治利用しており、世界との均衡を保っています。主人公のうずまきナルトも生まれて間もなく「人柱」として身体に尾獣を埋め込まれた、運命の少年です。
前置きはこれぐらいにして本題ですけど、人柱に選ばれた人間は政治利用の観点からするとただの「器」であり、抑止力としての核弾頭を発射する台にしか過ぎないわけです。ナルトの母親も「器」になるためにナルトの父に嫁入りするのですが、そこで母は意味深いことを語ります。

「器の中に愛を入れる」

細かい描写は忘れましたが、ただの器になるという不運の人間になるよりも、里のため、人々のため、愛をもって自らの意思で運命に向かっていこう、そんな意味合いが込められています。これに私は共感を覚えました。
運命というものがすでに神様によって定められた決定事項だったとしても、私は生かされているのではない。境遇に卑下することなく、自らの意思で生きているのです。
ごくごく普通のことなんですけど、この世の中、自分が一番不幸だと思ってしまう現実が多々あるわけで、かくいう私も、胸を張れない部分もあります。だからこそ自分を奮起させるためにもあえて言いたいのです。不幸かどうかなんて、自分の決めようでしかないですから。
…当たり棒一つで大騒ぎする私ほど、幸せな人間はいませんけどね笑。

2010年9月3日金曜日

イニシアチブをとろう

昨日話したかった重いこととは、「したたかに生きる」ことについてです。
私は昔からバカ正直な人間でした。正攻法が全てという感じで、すぐに横やりを入れられたり、足下をすくわれて結果嫌な思いをしたりすることがほとんどでした。
ある時も自分なりの正義で物申したら逆にしっぺ返しをくらい、私はいたく落ち込みました。その頃は体調が崩れていたのも相まって心も体もボロボロになり、1,2ヶ月ほど病床に伏せていたのですが、そんな時、意外にもしっぺ返しをくれた存在が、その人が周りに隠しているであろう、コンプレックスとさえ言えるウイークポイントを私だけに見せてくれたのでした。「みんな個々に悩みや弱点を抱えながらも、懸命に生きている」そう教えたかったんだと思います。アドバイス自体には善意を感じましたから、それはそれでありがたかったんですけど、さすがに「あなたも私の悩みのタネなんですよ」とは言えませんでしたね。その人とのやりとりから私なりに学んだことは、ずるく、しぶとく、したたかに生きることの大切さです。人を陥れたりとかするわけではなくて、手をこまねいているうちに悪者にされるぐらいなら、イニシアチブをとり多少のずるさを持って展開したほうが、結果的に相手のためにもなることだったらイイんじゃないかということです。
生来の私の性格ですので、思うほどのことはなかなか出来ていませんが、最近、適材適所にこの考え方が生きていると我ながら自負しております。…それでも、貧乏くじ引いちゃいますけどね笑

2010年9月2日木曜日

朗報!!

朗報です!ついにガリガリ君が当たりました!!!
アイススティックに、「1本当たり」の焼き印が燦然と輝いておりました。子供みたいに「やったー!!当たったー!!!」と思わず叫んでしまいました。間違えて捨てられないように表面をサッと拭き取り、目立つようにあえてむき出しにして置いてあります。
今日はちょっと重い話をする予定でしたが、イッキにそんな気分じゃなくなりました。
…それにしても1本当たりってことは、2本当たり・3本当たり何かもあるんですかね?…まあ、あんな1本63円の安価なのに3本の大盤振る舞いなんてやってたら、商売あがったりでしょうけどね。今シーズンはまだまだ続きそうなので、さらに頑張ってガリガリ君を食べ続けようと思います。

2010年9月1日水曜日

重い…

しゃべくり007でくりぃむしちゅーの有田が、まじめなイイ話をする時があります。
今回は、韓国の人気ユニットKARAのメンバーが「自分という存在がよくわかなくなってきた」そんな悩みを告げました。有田は「自分の存在は自分の中にいるんじゃなくて、他人の中にいるもの」と言いました。
悩み、探し求める中でぼんやりながらも本人像が作られていき、相応の評価として周りの人々の心に刻まれる、といったところでしょうか。
私という存在は、他人様にはどう映っているのだろうと考えてしまいました。自分なりにはなるべく周囲の求めに対して、歩み寄れるところは歩み寄り、無下につっぱねる様なことはすまいと努力しているつもりですけど、現実の評価は残念ながら低そうです。やっぱり、もっとしたたかに生きなきゃダメなんですかね…。バラエティ番組なのに、ある意味24時間テレビより重たいモノをもたされた気がしました。