長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2009年9月25日金曜日

ファイター・ピリオ

RPGの祖、ウィザードリィというゲームがあります。あのドラクエもシステムの一部を踏襲しているほどの、王道RPGです。フィールドを縦横無尽に駆けめぐるタイプではなく、3Dの地下迷宮を探索する地味目なタイプで元はパソコン用ゲームとして人気を博し、ファミコンやプレステなど様々なハードで移植されています。私はファミコンでプレイしました。
ウィザードリィ(以下、ウィズ)の世界には我々人間の他にも高度な知能をもった種族が存在し、知性に富んだエルフ、力と体力自慢のドワーフ、信仰心の厚いノーム、素早く器用さに長けたホビット、そして平均的な能力だが特別抜きんでた力はないヒューマン(つまり人間)、これらの中からプレイヤーの分身たるキャラクターを作っていきます。そして種族の特性を生かした職業につかせることが出来、例えば知性の高いエルフは魔法使いソーサラーに、ドワーフは武器を使いこなすファイターに、ノームは神に仕えし僧侶プリーストと言った具合です。そう、意外に面倒くさいのです。次は冒険のパーティ編成ですが、ウィズには職業毎に気質ともいえる性格属性がありプリーストは善、一撃で敵をしとめる殺人マシーン忍者は悪、盗賊シーフは中立に属し、善と悪は共に旅をすることは出来ないのです。悪といっても困ってる人を無視するくらいのもので、善は救いの手をさしのべ、中立は余裕があればついでに助けるってな感じです。…面倒、だからこそキャラメイクは楽しい。なんやかんやでパーティはなんと6人もの大所帯であります。
私は初め細かいところが良くわからず、適当に遊んでいていつも主役はファイターというイメージがあって、迷わず私の分身ピリオはファイター、種族ドワーフにしました。…しばらくゲームを進める。強いぞ、ピリオ。さすがドワーフだ。…で、ある時、説明書を眺めてたんですが、ドワーフの説明書きに愕然としました。
「ドワーフ。力と体力に長けており、ファイターなどの前衛キャラに向いている。背は低く、全身が毛で覆われている。」
ええーー、ピリオは毛むくじゃらなのーー??! わりと毛深い私はショックを受けました… 今でこそロード・オブ・ザ・リングとかでドワーフは知れてますが、当時は知りませんでしたし… 言うまでもなく、即刻改名しましたよ…

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