長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2009年4月14日火曜日

真実はひとつ

 

映画「相棒」を見ました。ドラマの相棒も時々見ますが
本腰を入れて見たのは久しぶりです。いつも映画のこと
とかをコメントする時、結末を無神経に言ってしまって
るかもしれないので、今後は気を付けたいと思います。

さて人気の高い相棒ですが、相棒はわりと政界との癒着
とか、警察の縦の関係とか、汚い部分が出てくるので、
その深さが魅力なんでしょうね。私が好きなところは
杉下右京の「恐さ」ですね。犯行の背景には愛だとか恨み
だとか犯人にも何らかの信念があってことに及んでいて、
一体本当の正義とは何なんだと視聴者に投げかけるような
シーンがしばしば見られるのですが、杉下は刑事としての
プライドと人としてのモラルを貫き、悪は悪だと徹底的に
許さない。その悪事を暴くためなら、人の弱みや感情さえも
使うことをいとわない。その妥協のなさが私にはゾクゾク
するほど「恐い」。やっぱり殺人を正当化しちゃ、駄目で
すよね。悪人だろうと何だろうと、人の命を人が勝手に
奪うなんて、許されるわけがない。子供の教育のためにも
これは絶対に必要なことですね。
…これからは、杉下右京の恐さにも注目してみてください。

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