私は子供時代、期間は短かったですがガンプラ作りにハマっていた時期がありました。先日のクワガタみたいに「プラモ、プラモ」と騒いでいました。でもファミコンソフトに比べたらずっとリーズナブルですよね。
そんなあるとき、母が「プラモ買いにいくよ」と言ったので、私は胸を躍らせながら同行しました。でも自分の聞き間違いかもしれないので、「ねぇ、プラモ買いに行くんだよね?」と一応確認しました。「そうだよ」というので一安心。その時私は「ゲルググ」というモビルスーツが欲しかったので、どんな具合に作るか思い描いていました。しばらく歩いていて、あれ?、いつもの道じゃないな?と異変に気づき始めた私でしたが、そのまま何も言わずしばらくついていったら、どうやら目的地の様子。さあプラモを選びに行こう!! そう思ったのも束の間、着いた先はあろうことか、果物屋さんではありませんか!
「ねぇ!! プラモじゃなかったの?!」母に問いつめます。そしたら、
「そうだよ、ほら、プラム」
プラム~~~~~~~??!!!
私の念願のものは、プラモではなくプラムだったのです。「だからプラモだよね、って聞いたのに…」母は「あぁ、そうだったのかい、あはははははははは」、いや、あはははは、じゃないから、こっちは。
甘酸っぱいプラムですが、私にはとっても苦い思い出となりました。でも、プラムは好きです。
欲しかったプラモ、ゲルググ
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