長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2011年4月11日月曜日

うつわ

昨日はネットが不通になり、更新出来ませんでした。
体調が悪いわけではありませんので、安心?してくださいね。

さて、今日は大河ドラマ「江」からの話です。
江たち三姉妹は混乱する戦国の世に翻弄されてくわけですが、一の姫・茶々は羽柴秀吉を父母の敵として討つと胸の内を明かします。そこで千利休こと千宗易の言った一言が、深いなぁと思ったんですよね。
細かい描写はあれですが、「秀吉に対して爪をむき出しにしている以上は、秀吉と対等な立場にしかいないわけで、丸ごと吞み込めるくらいの器量がなければ、討つことなど到底及ばない。今はじっと耐えて爪を研ぎ澄ます時期なのではないか。」と。
これを私自身に重ねてみた時に、当然討つとかそんな物騒なことは思いませんが、ちょっとした瞬間に「カチン」とするようなときは、どうも怒りの感情だけに支配され気味なんですが、そんなことにも動じないで、威風堂々としているほうがずっと器の大きいこと何じゃないかと思いましたね。怒りに支配されたその労力は無駄以外の何ものでもありませんし、それなら自分を信じてくれる人に目を向けた方が何倍もの価値がありますからね。
まだまだ精進せねばなりません。

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