長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2009年6月6日土曜日

はじめの一歩


 

私のゲーム好きは、いつ頃からはじまったんだろうと考えてみました。
一番のきっかけは小1の時、友達の家で遊んだファミリーコンピュータ、
いわゆるファミコンで、カセットビジョンというカートリッジタイプの
テレビゲームはありましたが、単色で棒状のキャラが動く程度のもので
本格的なのに出会ったのはやはりファミコンです。ちなみに友達のやつは
初期型のファミコンでした。A,Bボタンが四角くてゴムで出来ていたため
連射しにくいのが特徴です。最初にプレイしたソフトはマリブラザーズ。
しかし恥ずかしい話、上の階にジャンプ出来ませんでした。何度やっても
だめで、友達のお母さんがレクチャーしてくれたのに、結局ジャンプ出来ず
下の階でカメを転ばすことしか出来ませんでした。…全然関係ない話ですが
はじめてファミコンをやらせてくれたのは友達の「はじめくん」でした^^;
それと、ミルクティーを初めて飲んだのも、はじめくん家でした。そして、
はじめくんのお母さんは若くて美人でした。…無駄な補足情報、おわり。
その5年後くらいに、ファミコンブームが到来しました。DSの品薄状態は
記憶に新しいところですが、あんなレベルではありません。入荷のメドは
全くなく予約さえ出来ず、並んでも買えるかどうかわからない程でした。
ファミコンという言葉が完全に市民権を得て、ゲームを並んで買うという
慣習?が出来たのもファミコン本体がはじめだったんではないでしょうか?
「うちのは、セガのファミコンやで」というおばちゃんもいたぐらいです。
…なぜか関西弁ですけど… 私が手に入れたのは小6の時で、本体の定価
14,800円だったのに対し、21,800円という値段で売られていました。
ソフト2本付きでその値段でなければ売らない、「抱き合わせ商法」て
やつですね。でも初めの頃は何のソフトが面白いのかわからなかったので
私の場合は好都合だったのかもしれません。母に配線などをお願いして、
さあゲームをはじめよう! そう思ったのですが恥ずかしながらカセット
の差し方がわからず、電源を入れたままカセットを差したりメチャメチャ
をしながら、ようやくプレイにこぎつけました。カートリッジを差す感覚
が無かったので、そんなことになったんです。よくPCの説明書とかで
はじめにスイッチを入れましょう、とか書いてありますが、私のような人
のためにあるんですね…ソフト2本の一つはドンキーコングJrでした。
マリオに捕らわれたコングを息子のJrが救うという面クリア型のもので
フルーツを落として敵を倒すのですが、ヘタクソな私には調度良い難易度
でした。もう一つは、ピンボールでこれは十字キーで左のストッパーを、
A,Bボタンで右のストッパーを動かす単純なものですが、動きに慣性を取
り入れていて、ボールの強弱とか跳ね返りの感じとか完成度は秀逸です。
今でも十分面白いかも。この2本をやり尽くし、お年玉を貯めてカセット
を増やしていくのでした。カセットを取り替えれば違う世界が広がる。
こんな魔法の箱を世に出してくれて、任天堂さん、ありがとう。
心から思います。

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