長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2009年6月22日月曜日

その時歴史は動いた

昨日ブログに載せるつもりだったことを今日は書きたいと思います。
お祭りといえば私の実家では秋にあるんですが、父が出店を回るのが
好きで、でも一人だと恥ずかしいので母を連れて夫婦で見に行き、
帰りに「ニコニコ食堂」という焼き肉屋でビビンバを食べてから家路に
つくのが毎年恒例の行事?みたいです。そこのビビンバは野菜ベースで
肉をあまり食べない母のためにあるようなもので、滅多に人にすすめな
い母が、イチオシするほどの一品の様です。ぜひ私にも食べさせたいと
いつだったかの夏にニコニコ食堂に連れて行ってもらいました。
カウンターの席に座り、まあせっかくなのでビビンバだけでなくて私は
焼肉を食べることにしました。焼肉奉行はいつも父なので、頼んだハラミ
の肉をいつもの様に焼いてくれました。そして「牛は多少なまのほうが
うまいんだ」といいはじめ、焼いてくれたはいいんですが小皿に入れた
肉は全然焼けてませんでした。それでも「なまが…」と言い張るので
困ってたら、最初に「動いた」のは意外にもニコニコ食堂の店主でした。
奇しくもその頃は食中毒やBSE問題で騒いでいた時期で、きっとこんな客
に任せてたらやばいと思ったんでしょうね、「!!おれが焼いたげる」と
残りの肉を全部焼いてくれたのでした… ニコニコの店主の顔がニコニコ
じゃなくなる瞬間を私は見逃しませんでした。…どうやらうちの焼肉奉行は
悪行が過ぎるようです笑 庭で焼き鳥をした時も、火が通って無くて、母が
父に見つからぬ様に、こっそり裏でチンしてたこともありました。変な流れ
作業は見てて愉快でした。父が焼き、母がチンし、息子が食べる… 父は
何も知らずに「うまいか?」と得意げにしゃべります。世の中には知らない
方がいい真実?もあるんですよね…(^^;)

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