長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2009年6月27日土曜日

かわいそうな象

 
「夢を叶える象」という本がドラマ・アニメ化されましたが、(キミハ!ブレイク内で現在アニメが放送中。鶴瓶と草なぎ剛が声優をやっている)像の姿をした神様「ガネーシャ」の教えを守っていればやがて幸せに結びつくという、人生の教訓になるような内容です。たまたまBS2をかけたら、インドの神様のことについてやっていて、ガネーシャという名前が出てきたので、ちょっと気になって見てみることにしました。うろ覚えですけど、ガネーシャはインドの神シヴァとパールヴァティーとの間に生まれた子なんですが、不思議なことに腕が4本もあり頭は像の顔しているんですよね。でも元々は人の顔をしてるんですよ。何故そうなったかという話だったんですが、神話は多々あるらしいですがBS2では、

母パールヴァティーが入浴の際、「誰も入れてはならない」と命じられたガネーシャが浴室を見張っていたところ、留守していた父シヴァが帰還した。シヴァは浴室へ入ろうとしたが、ガネーシャは母の言いつけを守って入室させなかったので、怒ったシヴァはガネーシャの首をはねて死なせてしまった。パールヴァティーはいたく悲しみ(そりゃそうだ)、バツが悪くなったシヴァは、とある旅人へ一番初めに出会った生き物の首を持ってくるように命じた。旅人は出会った象の首を持ち帰り、それをガネーシャに与えて蘇らせた―――。

インドの神話は、ありがたい教えを説いてくれるような神々しいものというよりも神様の日常を描いた物語といった感じみたいですね。だって逆ギレで息子を殺すんですよ。神でなければ極刑は免れませんよ。そしてなんて直情的で女性に弱いんでしょう。パワーをもってるだけで後は真っ当な人間以下の器量しかもってないなんてコワイですよね。もしかしたら、日照りとか洪水も神様のイタズラとかそんなふうに人々は思っていたのかもしれませんね。ちなみに、ガネーシャの牙は一本折れてますが、これについてもエピソードがあって、ガネーシャが団子を懐に入れて歩いてたら、コケて団子が転げ落ちてしまいその姿を月に笑われたので、キレて自分の牙を折って投げつけたんだそうです笑 結局頑固で切れやすいところは父親譲りなんですね。神といえども血は争えないということか… 私も父のことは悪く言わないことにしますね。

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