またもや感動シリーズ

何だか何も手がつかなくなってしまいました…。
それはそれとして、今日はおとといの王さんのことに
関連した話をしたいと思います。キーワードは「感謝」です。
テレビのことばかりですが、先日金スマで秋元順子さんのことを
取り上げていました。私は５８歳でメジャーデビューした歌手
との情報しかなく、たなぼた的な感じで話題性だけで売れたんだろう
と思っていました。でも、全然違いました。

秋元さんは主婦業もこなす傍ら、趣味とはいえ、夜はバーでシャンソン
歌手としてステージに立つという繰り返しの中で、人への感謝の気持ちを
忘れず、お客さん一人一人にお礼の電話を入れたそうです。
ときには２・３人しかお客さんがいないときもあったそうですが、地道に
宣伝を続けお客さんの数を徐々に増やしていったそうです。
そして一人の作曲家の目に止まり、遅咲きのサクセスストーリーが
はじまる、という訳です。

もちろん、ご主人もいてしっかりした生活基盤の上での歌手活動のため、
ハングリーな物語よりはぬるい様にも見えますが、歌手の夢を
現実にするため、寸暇を惜しんで、身を粉にして歌い続けることは
精神的にも体力的にもきついものがあるでしょうし、十分評価に
値すると思います。何より、お客さんへ連絡をとるなんてこと、
なかなか出来ませんよね。傷口をさらに拡げるようなものですから。
…宣伝目的ととるか、感謝の念ととるかそれは三者三様ですけどね。
金スマの番組のつくりと言われれば、それも否めません。
私は、歌手で居続けることが秋元さんの夢であると信じたいので
素直な感謝の気持ちだと思います。
王さんのときにも似たようなことを言いましたけど、ひたむきな
努力と、感謝の思いはやがて自分の身にまわり、光の差すほうへと
誘うんですね。

…私？　私は最近、頭頂部のほうに光が差しこんでいます。
光の量だけは負けないんですけどね…