長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2010年2月21日日曜日

コーチングこそ難しい

再放送ですけど奇跡体験アンビリバボーで、網膜剥離のため左目を失明したボクシングトレーナーと、彼の「左目」となり共に連れ添う老紳士との友情物語をやっていました。
トレーナーとかコーチとか監督とか、どの世界にも指導者がいるわけですけど、人を育てることは本当に難しいことだと思います。現役のアスリートなどは自分自身と徹底的に向き合い、極限のプレッシャーの中で結果を出さなければなりませんが、そこを100%とするなら、ものを教える指導者は、120%も130%も知っていなければならないということですよね。おまけに成し遂げられるのは本人ではない、他人様のわけです。(親子鷹もいますけどね)
言葉足らずじゃ教えきれないし、言葉だけ伝えればいいわけでもない。いくら情熱を注ぎ込んでも開花するかどうかは誰にもわかりません。そうやって考えたらコーチとか先生と呼ばれる人はなんて重くつらい役目なんだろうと、尊敬してしまいますよね。どうしてもオリンピックとかだとメダリストだけに目がいっちゃいますけど、コーチや彼らを支える裏方のおかげでもあると私含め認識する必要があります。
だからこそ、師匠は常に手本の人であってほしいし、どんな時でも凛と見守ってくれるありがたい存在でいて欲しいと思います。
…批判になりますけど、もし日本という国はどういう国柄なのか、相撲道とはなんたるかを細かに教えてあげられれば、名横綱の行く末はどうなっていたんでしょうかね? 「こういう世界だから」と納得させられないにしても理解させることは出来たんじゃないかなと思います。シロウトの考えですけどね。

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