長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2011年3月25日金曜日

金持ちって…

一昨日のガイアの夜明けは、世界の食糧危機を救えと題して、小麦などの穀類の価格高騰について特集していました。特に大きく関わっているのが中国で、不動産バブルを恐れて投資に対する厳しい規制があるために、投資家はコーヒーや小麦など先物市場に手を出すことになっている様ですね。
中東の小麦高騰による食糧危機事情も、どこぞの投資家のアゴ先ひとつで決まってしまうのかと思うと、言いしれぬ虚しさを感じますね。ガイアで見ましたが、確かヨルダンだったか国の政策で、一人につき1ドルでパンが20個もらえる配給制度が実施されているのですが、あっという間に売れてしまい、その後もいつ届くかしれないパンを配給所で待っている貧困層は数知れず。一人につき10個までにして分け合ったらどうかと思ったのですが、中東は大家族だから20個でも日一日分にしかならないんですよね。それなら早い者勝ちで皆殺到するはずだと、私は安易な自分の発想を恥じました。もはや他人に目をやる余裕すらないのです。
働いても働いても給料は上がらず、物価は上昇していく。独裁政治により抑圧された自由のない貧しい生活に加えて、食糧難に陥っては、さすがに国民も我慢の限界ですよね。
多少、ガソリンや物が高くなっても、命の危機に陥るようなことがない限り、我慢しなければならないと切に思いました。

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