長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2010年7月13日火曜日

はめられた!

今週の金・土と隣接の養護学校で学校祭が行われます。私の時は木・金開催でしかも新校舎になる前だったので、雰囲気が全然違います。でも演劇や演奏などの発表があるあたりはしっかり踏襲してますけどね。
そういえば中学部の頃、劇で「幕が上がるまで」というのをやったことがあります。これは学校で行う演目としてはかなりの王道らしく、ようは「劇の本番までの出来事を劇にした」作品です。主人公の「僕」が劇の主役に大抜擢され、不安と戸惑いの中で大団円に向けて頑張る、そんな感じですね。
主人公が主役になるのは、いわばキツネにつままれたようなことなんですけど、実は主人公「僕」は私が演じ、その選ばれ方も私が風邪で欠席してる時に、周りに勝手にキャスティングされたのでした。

これじゃあ、おれと主人公の状況は全く同じじゃないか!

まさにそういうことです。しかも主人公なのにあまりセリフが無かったように記憶してます。花のない地味な主役の上に、不本意なキャスティング。そんな素晴らしい条件で向かった劇でしたが、悲しいかな、ほとんど記憶に無いんですよね。私の記憶の中でさえ目立たない思い出だった、ということですよね。
今回参加する人たちには、何十年経っても語れるような思い出をつくってもらいたいですね。

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