長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2010年7月28日水曜日

過激派

この度の父の葬儀で気付いたことがあります。
宗派による葬儀の仕方や慣習の違いもさることながら、同じ宗派でも地域や教わった教義によって若干変わってくるみたいですね。私の宗派と地域では、きちんと香典も頂戴しますし香典返しも行います。お花を手向けることをしないのは特徴的ですが、他宗派の方がお花を贈ってくださっても無下にお断りせず祭壇へ飾り故人へ手向けております。故人を偲ぶ気持ちに宗教なんて関係ありません。また、宗教母体へのお布施的なものは一切無く、全て家族と葬儀社との金銭契約にて執り行われています。
これが私の知り得る情報ですが、あまり良くない噂も耳にします。あえてその内容には触れませんが事実かどうかは別としても火のない所に煙は立たないわけで、無視は出来ません。でも私は悔しいです。同じ宗派とはいえ個々は一人一人が違う意思をもつ人間です。教えを都合の良いように解釈して常軌を逸した行動をしたり、幹部だなんだと大威張りしている人もいるようです。しかし中には人のために身を粉にして尽くし、私の母のように自分のことは二の次でいつも家族の幸せと健康を願い、親族・家族の供養のために時には涙を流しながら、毎日毎日手を合わせている敬虔な人間もいるのです。それが私のような不肖者ならまだしも、道を逸脱してしまった人たちと私の母とが同じくくりにされていることになるわけです。こんなに悔しい事ってあるでしょうか?
だから、こう考えることにしています。あの同時多発テロを起こしたアルカイダはイスラム過激派と呼ばれる者達の集団で、聖戦と称して五千人もの死傷者を出した大悪党ですが、中には敬虔なイスラム信徒もいるはずなのに、当時はイスラム教会に石が投げられたり、信徒がいわれのない仕打ちを受けたそうです。それを聞いたときに、道を逸脱してしまった者は「過激派」と考えるようにしようと思いました。開祖もまさか自分の教え子たちが非道な行いをしているなんて夢にも思っていないでしょう。
今日はわけのわからない話になってしまいましたね。ひいてしまったらごめんなさい。

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