長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2010年6月26日土曜日

ブタナって…

中学生の時、外へ出て理科の授業をしたことがありました。そこで先生に
「この花の名前を知ってるか?」と聞かれました。見るとその花は明らかにタンポポみたいな花を咲かせているのに、茎が枝分かれしている変わった種でした。パッと見はタンポポの様に見える。でも先生は普通のタンポポじゃないから質問したわけで、私は当てずっぽうにこう答えました。

「タンポポもどき」
「ほう、よく知ってるな。でも今思いついたんだろう?」

質問したのは以前ブログで紹介した“クマの先生”その人なんですが、まさに100%図星でした。そして、これは別名“西洋タンポポ”というんだと教えてくれました。
今朝、友達とそのことを話していたら衝撃(でもないが)の事実を告げられました。
「西洋タンポポとタンポポもどきは別物だよ」と言うのです。えっ、クマの先生はそう言わなかったぞ。そう思って食い下がった?私でしたが、友達も先生に教えられたというからイッキに自信がなくなってしまいました。さあ、こういう時のためのウィキペディアです。
調べてみたら、彼の言うようにやはり別物でした。それどころか日本で咲いている最もポピュラーなタンポポが西洋タンポポだということもわかりました。茎が細くて枝分かれしている、タンポポもどきと言われる花は“ブタナ”というもので、原産地のヨーロッパではハーブとして食用にもされているらしいです。
クマの先生は年配の人だったので、幼少の頃とはまた様子が違っているのかもしれませんね。
ちなみにタンポポは生命力が強く、受粉せずに種子が熟してしまうんだそうです。病棟の芝生から刈っても刈っても生えてくるのはそのため何ですね。
人間に例えたら、男性は無用の長物になってしまいますね。女性は何かと面倒な男との接触は避け、結婚という制度も意味がなくなる。経済力が豊でバリバリのキャリアウーマンだけが社会を支配し、しがないサラリーマンは路頭に迷い、気づけば公園生活。そしてコギャルの集団リンチに遭い、失意と悲しみの中、誰にも知られずにそっと息を引き取る…ちょっとリアルかも…。

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