長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2010年8月18日水曜日

携帯をもつ

今まで母は頑なに「携帯なんて要らない」と言い続けてきました。でも母も72歳の年齢で一人暮らしとなり、若干考えも軟化してきたようです。今は従兄弟が色々とサポートしてくれているんですが、携帯だとどこにいても瞬時に連絡出来るので安心だということで、そういう点でも必要性を感じてきたみたいです。
私としては、母にはもうちょっとアクティブに出歩いて欲しいと思っています。ちょっとした集まりがあっても今までは父が「またおれを置いて出かけるのか」と何かと束縛してきましたから。父としては母が何かにとられるみたいで寂しかったんでしょうけど、母は自分のやりたいことを随分我慢してきました。だから今度は時間を自分のためにつかってほしいのです。逆に手持ちぶさたで何をどうして良いかわからないとは思いますが、年齢的にも自由に動ける時間は少ないと思うし、楽しめるのは今の内ですしね。
今まで頑なに拒んでいたものを、つまりポリシーを変えてしまうほど母は歳をとったのかと残念に思う一面もありますが、本人が一番感じてるはずですので、それは私の胸の中に納めておくことにします。
72歳なんて、長寿の方に比べたらまだまだですよね。母も長寿で表彰されるくらい長生きしてほしいです。

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