長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2011年1月24日月曜日

背負

年の始めの金スマで、逸見政孝夫人の晴恵さんを偲んで特集が組まれてました。
ご主人が亡くなった後の苦労話がメインでしたが、逸見さんは長年の夢だった6億の豪邸を建ててから数ヶ月もしないうちに旅立ったため、大物の妻と言うだけでも大変なところを6億の債務をひとりで抱え込むこととなり、私のような一般庶民では到底考えられないような辛い日々だったと思います。苦労なんて2字でまとめてしまったら罰が当たるかもしれません。年間100本講演をこなして、数年で完済してしまいます。自身も大病をし満身創痍になりながらも力強く生きられたのは、「背負って」いたからなんだと私は思います。
主人の変わりに家族を支え、家を守るんだという信念が苦難をはねのける原動力になったんでしょうね。
自分の母親と照らしてみても、やっぱり背負いながらも逞しく生きてますもんね。統合失調症に悩む夫、そして身障者を2人も産んでしまった、ぬぐい去れない負い目。でも自分を見失わずに、感謝とはなにか。道理とはなにか。尽くすとはなにか。優しさとはなにかを教えてくれました。
晴恵さんも母も絶対に天国に行けますね。それでもえんま様が四の五のいうのなら、私は全身全霊、戦います!!

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