長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2011年2月1日火曜日

コワイ存在

江口洋介主演のドラマ「スクール」を観ました。金八先生が大好きだった兄の影響かどうかはわかりませんが、私も学園ドラマが好きなんですよね。ありがちのパターンのやつですけど、決定的な違いは、江口洋介紛する鳴瀬校長に教員免許がないこと。いわゆる「民間人校長」というやつですね。素人なだけにやり方は無謀だしメチャクチャですが、熱血な感じにはとても懐かしさを覚えます。
そもそも、昔は周りの大人はコワイ存在でした。学校の先生はその最たるモノだったように思います。親も畏敬の念で先生、先生と呼び、もし親が学校に呼び出されようものなら、大わらわ。児童が言うことを聞かなかったりすれば容赦なくチョークやげんこつが飛び、今なら大問題になりそうなことを普通にやってましたよね。だからといって、みんな何事も無かったように大人になってますよね。かえってコワイ先生の目をどうくぐり抜けて、どう悪いことをするか。褒められるか。人生の辛さと巧妙に生き抜く策みたいのも学んでいたような気がします。良い意味で子供をはったらかしにして、でもしっかり見守ってあげる。そんなことが日本の社会全体に求められていると感じました。

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