長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2010年4月5日月曜日

オムニバスの定番

突然ですが、世にも奇妙な物語って人気ありますよね。
何人かの人に録画を頼まれたので、その不動の人気ぶりが伺えます。
私は放送当初から知ってますのでちょっと飽きたかなって感じですが、それでも毎回観てしまいます。
カップヌードルみたいなものでしょうか。
今でこそ季節ごとに一回ずつ放送される感じですが、当初は毎週やってまして、確か高校生ぐらいのときだったと思いますけど、ドラゴンボールと世にも奇妙な物語は毎週の楽しみのひとつでしたね。

皆に言ってますが、私が一番好きな話で「復讐クラブ」というのがあります。
橋爪功がしがないサラリーマン役なんですが、まあとにかく仕事でストレスが溜まる。イライラの毎日の中、とある街角で「復讐クラブ」なる小さなオフィスに足を運ぶことになります。
あなたの復讐を手伝います。そんな売り文句で、憎たらしい人へ復讐してもらう変わりに、自分も別の誰かの復讐を果たすという交換条件で成り立っているのです。
最初はレベルが低いんですよ。上司のコーヒーの中に虫を入れてもらう変わりに、自分は誰かのターゲット宅に石を投げ入れる。いやな同僚を怪我させてもらう変わりに、自分も誰かを突き飛ばす…
で、それが病みつきになる、いわば調子に乗るのび太状態とでもいうべく世にもお決まりのパターンとなり、ついにエスカレートしすぎて、殺意を抱くようになってしまいます。ターゲットをおびき出し、さあ、という時、そのターゲットも自分のことを狙っていて、二人とも「ぎゃーーーー」みたいな結末なんですけどね。

不幸と幸せは紙一重。欲望を出し過ぎればしっぺ返しに遭う。では正しい行いさえすればイイのかと思いきや、とんだ落とし穴が待っている…。色んな意味で裏切られるところが世にも奇妙な物語の醍醐味ですね。
ちなみに世にも奇妙な物語は20周年を迎えたそうです。20年前か…

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