長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2010年4月16日金曜日

空気の壊し屋

昨日のアメトーークは3時間SPでやっていた「人見知り芸人」の未公開シーンでした。
私はどちらかというと人見知りではないと思います。かつては自分でも驚くほどオープン過ぎて、そのうち相手が嫌がってると感じるようになってきて、初対面の人にはあまり馴れ馴れしくしたら迷惑かなと思いセーブするようになりました。周りには人見知りと思われてるかもしれませんね。
でも、間作りというかそれが私はヘタで、妙な間や空気をつくってしまいます。そこは人見知りの人と共感できそうです。電話とかでも用件がないとフリーズしてしまいますし、会話で自分の中で起死回生のフレーズを言うと、??? つまりだだスベリします。込み入った会話に入りたくないときは、爪をいじったり目を細めてパソコンをやったり、指折りで数えるふりをしたりしてます。
それか私は目が良いので、遠くから人がやってきたらだいたい先に気づけるので、調子が悪い日は退くか車いすのスピードを緩めてうまく鉢合わせしないように調整を図ります。私の病棟はナースステーションを挟む形で廊下が分かれているのでそこを利用したり、多目的ホールにある柱の死角をつかうこともあります。
姑息な手段ですけどね。スイッチを入れれば平気ですけど、私は無駄に打席にたちたくないのです。でもいざ打席にたたされたら仕事は果たせると思います。二打数一安打でも五割バッターです。
最近覚えたことは、開き直りです。止まった空気の中でも平気な人のふりをすることで、相手に対応をゆだねるのです。今までは自ら打破しようとしてテンパってしまい、泥沼にはまっていく感じだったので。ただ相手によりけりですけどね。
面倒くさいやつでしょう? 私もそう思います。

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