長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2010年5月29日土曜日

フルメタル・レディー

私は医療系ドラマの次ぐらいに学校もの?が好きで、例えばよさこいでおなじみの今村先生を題材にした浜田雅功主演のドラマとか、今では吉瀬美智子主演「ハガネの女」というのをチェックしております。
同じ学校ものでも、学園ものは恋愛とかが絡んでくるので微妙に好みと違うんですよね。いじめや目に見えない何かにおびえるクラスを、教師が色んな大人の事情に阻まれながらも、解決に導いていくようなのがイイんですよ。ドラマを通じて現在の学校教育における問題とかに目を向けてみると、親も教師も漠然と「子供のために」と思う点では一致しているはずなのに当の本人は蚊帳の外で、教育という言葉だけが、大人の利害関係の名の下に一人歩きしているような気がします。
モンスターペアレントなんてものも、そもそも親自体がきちんとしたことを教わっていないってことだと思うんですよね。これは私の予想も含まれていますが、親の「親」は団塊の世代と言われる歳の人が多いと思うんです。一生懸命働くなかで、我が子に向ける力がおろそかになっても不思議ではないと思うんですよね。だから自分の子供への接し方もよくわからないというか、そんな風に感じますね。
ドラマではそういう親たちも子供と一緒にどう成長していけるのか、それが実際の教育現場での諸問題をクリアするきっかけになることと願うものです。ハガネの女は、子供・教師・親それぞれの視点で描写し、ひとつの問題の解決にも何らかの含みを残しているので見応えも十分です。
…吉瀬美智子が出ているのにセクシー路線が一切無いのは新鮮かもしれません。Sっ気は全開ですけどね。

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