転ばぬ先の杖

チリの巨大地震で多くの人が被災しましたね。死者は700人以上で行方不明者は多数。亡くなった方々のご冥福をお祈りいたしますと共に、被災者が支援をいち早く受けられることを願うばかりです。

この地震による津波が日本へ押し寄せてくるということで、津波警報・注意報がひっきりなしに告げられていましたが、なんと気象庁は「予測過大だった」と謝罪したんだそうですね。まあテレビを見ててもずーっとパカパカやってましたから、不快だったことは否めませんが、謝罪とはこれいかに。転ばぬ先の杖というか、牡蠣の漁場とか漁港の一部では被害がありましたが、人には被害はなかった訳ですから、そこは「ああよかった」でいいじゃないですか。これが50cmの予測が実際は3mだったとか、それだったら大問題ですけど。
何でもさわぐ人たちも悪いですけど、謝罪するのは良くないと思います。堂々とした機関でいてくれないとみんな足並みが揃わなくなってしまいますよね。「また予測過大じゃね？」とかいって津波にのまれる人もいるかもしれない。もうちょっと言葉を選んでほしいです。