長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2010年10月2日土曜日

25の重み

昨日の10月1日をもって、入院生活25周年を迎えることとなりました。
四半世紀を過ごしたことになるわけですが、退院して社会復帰を目指そうという入院患者が、25年も居座っているのは、滑稽な話かもしれませんね。しかし、病院と行っても療養施設の意味合いの方が強いですし、平均寿命20歳と言われた筋ジストロフィー症の私からすると、25年の歳月は大木に刻まれる年輪のように、長きを生き抜いたという確かな証なのです。こうなってくると中身や質と言うよりも、産声をあげた子が家庭を持つような歳月を、ただただ思い浮かべて欲しいですね。
24周年の晩餐は塩辛と筋子でしたが、昨日の25周年を祝ってくれたのは、夏場に買い込んで余ったガリガリ君ソーダでした。でも心なしか、ガリガリ君の笑顔がいつもより輝いてみえました。
30周年、35周年を祝えるように、これからも精進いたします!!

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