長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2010年10月18日月曜日

鮭との遭遇

鮭の山漬けが昼食に出ました。
最近、塩辛い物がだめになってきたと事ある毎に話してきた私ですが、魚介の場合は旨み成分が豊富なのか、しょっぱくても全然平気なんですよね。山漬けはさすがに喉が渇きますが、塩辛い中にも熟成された旨みがあって美味しいです。ただし身体に優しいとはいえないので、程々にしておきたいところです。
父が新巻鮭が大好きで、暇を見つけては「安かったから」と買ってきてさばいていたのを思い出します。だから家の冷蔵庫には、いつも焼いた鮭がタッパーに入ってました。父の最大の楽しみは鮭の頭を石狩汁みたいにして食べることでした。新巻鮭は一匹単位で買いますし当然頭も一つしかないわけで、それは一家の大黒柱だけが許される贅沢な食べ方のように私には見えました。
私の故郷、北海道の空の玄関口、千歳市には鮭が遡上するインディアン水車があります。病院がある八雲町も同じく鮭の産地です。そして父の好物の鮭。鮭と私は不思議な縁で結ばれているようです。

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