長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2010年10月13日水曜日

コンドルと呼ぼう

今日は「ホッ棟喫茶」という行事がありました。
病院は指導室主催の秋の恒例行事で、お茶でも飲みながら身も心もホッとするひとときを。そんな主旨でしょうかね。私はカプチーノとレモンティーをいただきました。コーヒーは滅多に飲まないですけど、やはり入れ立ては美味しいですね。久々にホットのものを飲んだのでポカポカ身体が汗ばんできました。
そして余興として、12枚のパネルから引いたお題に答えるコーナー?がありました。「好きな芸能人に会えたらどうする?」とか「女性に生まれ変わったらどうする?」とか若干口に出すのが照れくさいお題は、前半の方に出てしまったので安心しましたが、好きな芸能人を聞かれて男性に逃げるのはちょっとズルイんじゃないかと思います。それはイイとして私が引いたお題は「鳥になったらどうする?」でした。鳥と言ってもかなりの種類がありますよね。「動物になるとしたら」だったら想定内でしたが、鳥限定ですか。ちょっと考えていたら、保育士さんが助け船のつもりか「例えば“ハゲタカ”になってライオンを襲うとか」と言いました。数ある鳥の中から、なぜハゲタカなのか。36歳、頭皮環境の砂漠化が進む私への、ある意味最後通達の様に感じました泣。
…ときに、ハゲタカってやめにしませんか。…別にコンドルでいいじゃないですか。あの名曲「コンドルは飛んでゆく」が「ハゲタカは飛んでゆく」でいいんですか。とっても切なくて虚しい曲になりますよ。それに、彼らは生まれつき頭に毛がないのだから、人間が年齢を重ねて薄くなっていくのと同じにしては困ります。肉に頭を突っ込んでむさぼるために、不必要な毛が生えないように進化した優れた種なのです。コンドルは。
ちなみに鳥になったら?の答えは、鳥類の中で最も強く天敵が少ないタカになって、強い相手とは戦わず小動物を襲って細々としかし確実に生きながらえたいと答えました。私は細く長くが一番だと思ってます。

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