長年病院暮らしのエカピリオが、くだらない話をします。



筋ジストロフィー症、そこそこのお歳です。



※「ピリオ」命名:白黒音夢さん


2010年11月30日火曜日

斜に構えると…

龍馬伝の最終話が終わりましたね。この場で若干ネタバレが入るかもしれませんので、ビデオを録り溜めている方は気をつけてください。龍馬の終焉は未だ不明で、そこばかりは脚本家の解釈でしかありませんが、大政奉還により誰が一番路頭に迷うかと言えばやはり旧幕府の役人ですよね。おまけに何百年と続いた侍が大威張りできる世の中しか知らない者にとっては不安以外の何ものでもないはずです。新撰組をつかったかどうかは別にしても、私も龍馬伝の解釈通り、旧幕府側の人間による暗殺説を支持します。
ただ徳川慶喜が自身への何の見返りも保証もなく、易々と政権を明け渡すのか。という議論もありますし、何らかの癒着があったとしても不思議ではありません。疑いはじめれば龍馬の人物像にも疑問が生じます。海援隊の事業を拡大するには幕府の枠組みが邪魔であり、トーマス・グラバーらイギリス人実業家たちにも扇動され、自身の商売人としての野心のためだけに武士の世を終わらせたと言っても説明がついてしまいます。徳川幕府の財力は風前の灯火。戦になれば勝ち目もなくさらなる損害を被る。自分の首も危ない。もしも戦を回避出来、巨額の富を得られたら…。私なら喜んで明け渡しますね。民の血はみとうないのじゃ、とか言って裏では夜な夜な埋蔵金を肴に晩酌してるかも…。
…大した根拠もないのでどうか無視してください。

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